僕はアイルランドワーホリの間、約半年間を掛けてアイルランド、北アイルランドを回り、小さな村から大きな都市まで、たくさんの場所に訪れてきました。
今回は、それらの場所(特に町)を自分なりの評価や感想を含めまとめてみました。
目次
- 1 ダブリン(Dublin)
- 2 キルケニー(Kilkenny)
- 3 コーク(Cork)
- 4 キンセール(Kinsale)
- 5 ウォーターフォード(Waterford)
- 6 キャッシェル(Cashel)
- 7 キラーニー(Killarney)
- 8 トラリー(Tralee)
- 9 アナスコール(Annascaul)
- 10 ディングル(Dingle)
- 11 リムリック(Limerick)
- 12 エニス(Ennis)
- 13 ラヒンチ(Lahinch)
- 14 キャラン(Carran)
- 15 ゴールウェイ(Galway)
- 16 オーターアード(Oughterard)
- 17 リセス(Recess)
- 18 クリフデン(Clifden)
- 19 レターフラック(Letterfrack)
- 20 リーノーン(Leenaun)
- 21 ウェストポート(Westport)
- 22 スライゴ(Sligo)
- 23 バンドラン(Bundoran)
- 24 ドニゴール(Donegal)
- 25 レタケニー(Letterkenny)
- 26 デリー(Derry)【ロンドンデリー(Londonderry)】
- 27 ポートラッシュ(Portrush)
- 28 ベルファスト(Belfast)
- 29 最後に
ダブリン(Dublin)

人の多さ ★★★★★
アイルランドの首都。やっぱり人は多く、日本人に会ったのもこの街が一番多かったです。
また日本以外の国から来ている旅行者や学生の方も多く、「さすがダブリン!!」と言った感じです。
交通の便 ★★★★★
バスや電車が町中からダブリン郊外にも運行しているので移動に不便はありません。特にダブリンバスは市内に100以上の路線を持っているので、市内であればほぼどこでもバスに乗って移動することが出来ます。
またダブリンに100以上のレンタルステーションがある”ダブリンバイクル”もおすすめ。
ダブリン在住の方や観光客も使用する事が出来るレンタル自転車で、借りた場所に返す必要はなく、ダブリンバイクルのステーションであれば24時間どこの場所にでも返却することが出来ます。
宿の多さ ★★★★★
僕は基本的に安宿(ホステル)に泊まっていましたが、ダブリンには宿が多く、どの宿もキッチンやリビングルームが広くとても快適で、他の町に比べてクオリティが高めでした。
宿の安さ ★★★★☆
平日であれば1泊12ユーロ~泊まれますが、週末はどの宿も平日料金の2倍ほどに跳ね上がります。びっくり。
お店の多さ ★★★★★
大型スーパーや大型洋服店、コンビニやファーストフード店、またレストランやパブもたくさんあり、とにかく困りません。
観光スポットの多さ ★★★★★
見所は町の中に多くあり、バスや電車に乗って気軽に郊外にも行けるので、アイルランドに来たらやっぱりダブリン観光は欠かせません。
おすすめ度と感想
おすすめ度は100点!!やっぱりアイルランドの首都、観光客を喜ばせるものがしっかり揃っています。
都会があまり好きではない僕でしたが、ダブリンでは結局かなり楽しんでしまいました。
ただ日本のような”都会”とはまた違った(どこか懐かしいような…)雰囲気なので、都会嫌いの方でも楽しめるはずです。
キルケニー(Kilkenny)

人の多さ ★★★☆☆
観光地としてツアーバスが立ち寄るほど有名な町ですが、人はそこまで多くありませんでした。
交通の便 ★★★★★
ダブリンからは車で1時間半、コークからは2時間ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★☆☆
宿の数は十分あります。
宿の安さ ★★★★☆
僕が見つけたキルケニーの最安値の宿が、平日1泊1950円~の キルケニー ツーリスト ホステル(Kilkenny Tourist Hostel) です。
他にも安い宿がいくつかあるので、宿代に関しては良心的な町だと思います。
お店の多さ ★★★☆☆
お店も結構充実しているので、町に泊まっても退屈はしないはずです。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
少なくも多くもない、半日あれば十分に回れるほどよい数です。
おすすめ度と感想
おすすめ度は70点!!日帰りでフラッと立ち寄るぐらいがちょうど良い町。
キルケニー観光スポットの中でも特に有名なものが、イングランド貴族によって12世紀頃に建てられた”キルケニー城”と、アイルランドで最も歴史あるビール会社”スミディックス”の”聖フランシス修道院醸造所”です。
聖フランシス修道院醸造所の一部は、現在”スミディックス・エクスペリエンス”という名の展示館になっていて、ツアー(15ユーロ、ネット予約なら13ユーロです)に参加すればスミディックスのルーツ、関わった人々、製造工程などが詳しく知れ、ビールの試飲も付いてきます。
ビール醸造の長い歴史がある町キルケニー、ビール好きの方ならぜひ訪れてみて下さい。
コーク(Cork)

人の多さ ★★★☆☆
アイルランド第2の都市と呼ばれていますが、人の多さはそれほど感じませんでした。
交通の便 ★★★★★
ダブリンから車で2時間45分。
町がそこまで大きくないので、町の観光は徒歩で十分です。
また、バスや電車はコークから各方面に数多く走っているので、少し離れた観光スポットにも気軽に行けます。
宿の多さ ★★★★☆
宿は不自由ないぐらいあり、「泊まる場所がない」ってことは起きないでしょう。
宿の安さ ★★★☆☆
僕がコークに行って感じた一番の謎が”宿の料金”でした…「ダブリンみたく安い宿がない!!」
せっかくそこそこ大きくイイ町なのに、宿代なんとか頑張って貰いたいです。
僕が見つけたコークの最安値の宿が、平日1泊2200円~の”シェイラス ツーリスト ホステル(Sheilas Tourist Hostel) ”で、僕もこのホステルにお世話になりました。
お店の多さ ★★★★☆
大型スーパーや中型ショッピングモール、お土産屋さんやレストランやパブ、ダブリンほどではないですが、かなり充実しているので買い物や飲みに行くのに不便はありません。
観光スポットの多さ ★★★★★
コークの町自体にもいくつか観光スポットがあり、町から30分ほどバスで走れば、”コーヴ”や”ブラーニー城”などの有名観光スポットまで行くことが出来るので星5つとさせて頂きます。
おすすめ度と感想
おすすめ度は95点!!これはコークだけの点数ではなく、ブラーニー城とコーヴの町を含めた点数になります。
(僕の中でコーヴがスゴく良かったんです)
「アイルランドのどこに住みたい??」と聞かれたら、「コーク…」って答えるかも知れません。それほど僕にとって居心地良く感じられた場所で、人や建物が多過ぎず少な過ぎず、とてもバランスの取れた町だと思います。
キンセール(Kinsale)

人の多さ ★★☆☆☆
美しい港町として人気のキンセールですが、人はまちまちでした。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンから車で3時間15分、コークからは35分ほど。
キンセールの代表的な観光スポットに2つの要塞跡がありますが、どちらにも町の中心地からバスが走っていないため車がなければ徒歩で40~50分ほど歩かないといけません。
町は小さいので、町の観光だけなら問題ありません。
宿の多さ ★★★★☆
小さいながらも”観光の町”なので、宿も結構あります。
宿の安さ ★★☆☆☆
宿は一件を除き、基本的に高いです。その一件の名前は”Dempseys Hostel ”で、僕もこのホステルにお世話になりました。
料金は平日1泊1950円~、このホステル以外に泊まろうとすると一気に値段が跳ね上がります。
お店の多さ ★★★☆☆
レストランや軽食屋さんはまぁまぁ充実していて、中型のスーパーマーケットもありました。
さすがに洋服屋さんなどは見かけません(小さな店ならあったかも…)でしたが、観光で訪れる分には不自由ないでしょう。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
カラフルな町並みと、目の前の海で捕れる新鮮な魚介類が有名なキンセール。
港にはホテルやレストランなどが多くあり、気軽に新鮮なシーフード料理を楽しむことが出来ます。
2つの要塞跡もありますが、その他に目立った場所はなく、メインは町で食事を楽しみ、くつろぐことかなぁと思います。
おすすめ度と感想
おすすめ度は68点!!
僕はこの町で何日か過ごしましたが、キンセールはコークからバスに乗って1時間で来れる距離にあるので、朝バスで来て2つの要塞を観光し、余った時間を町でゆっくり過ごし夕方に帰る。
そんなプランでも良いと思います。
ウォーターフォード(Waterford)

人の多さ ★★★☆☆
ウォーターフォードはアイルランドで5番目に大きな町。
町の中心地にはショッピング街(そこまで大きくはありませんが…)があり、多くの人で賑わっていました。
交通の便 ★★★★★
ダブリンから車で2時間、コークからは2時間ほど。
町はそれなりに大きいですが、それでも徒歩で十分回れるぐらいなので、町の外に出る以外ではバスや車を使う必要はないと思います。
また、各方面に出るバスも充実しているので、交通の便は問題ありません。
宿の多さ ★★★☆☆
人が多く集まるだけあって、宿の数も十分あります。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたウォーターフォードの最安値の宿が、平日1泊2340円~の”ポートリー Portree House ”で、僕もこのホステルにお世話になりました。
次に料金の安い宿だと平日1泊5000円以上はかかります。
お店の多さ ★★★★☆
さすがは5番目の町、色々な種類のお店がしっかりあったので、なんだったら住んでも不便はないように思います。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
観光スポットは多くはないですが、ウォーターフォードは”ヴァイキング”が建設したアイルランド国内最古の町として有名で、博物館や町のあちこちには海賊に関する展示物が多く見られることが特徴です。
また世界的にも有名な高級クリスタルブランドの1つ”ウォーターフォード・クリスタル”が作られている場所がまさにこの町なんです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は78点!!観光スポットが多くないと言っておきながらこの点数を付けた1番の理由は、ウォーターフォード・クリスタルがあるからです!!
町中にはウォーターフォード・クリスタルの販売店兼作業場があり、クリスタル製造工程を見学、そして海外観光客はタックスフリーで商品を購入することが出来ます。
こういったものに興味が無い方でも、実際の品物やそれらを手作業で作り出す職人の姿を見れば見方が変わるかも知れません。
キャッシェル(Cashel)

人の多さ ★★★☆☆
人で混み合った感じが全くない小さな町です。
町メインの観光スポットが、”魔王が岩を落として壊した”という伝説がある”ロック・オブ・キャッシェル”
この場所に訪れる観光客は多いですが、それでも窮屈に感じることはありません。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンから車で2時間、コークからは1時間ほど。
町中を移動する分には徒歩で全く問題なし、軽い散歩気分で町をグルッと一周出来ます。
ダブリンからバスだと2時間、コークからでも2時間かからない程で着くので、とても行きやすい町です。
宿の多さ ★★☆☆☆
宿の数は少ないですが、町の大きさを考えれば十分です。
宿の安さ ★★★★☆
僕が見つけたキャッシェルの最安値の宿が、平日1泊1560円~の”Cashel Holiday Hostel ”で、僕もこのホステルでお世話になりました。
その他のホステルも比較的良心的な料金ですが、3900円以上はかかります。
お店の多さ ★★★★☆
大型スーパーが2軒あり、ちょっと歩いた先にマクドナルド、そしてレストランやパブも結構あったので、町の大きさを考えると上出来です。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
正直、数で言うと多くはありませんが、”ロック・オブ・キャッシェル”の存在がかなり大きく、”この場所に訪れるためだけにこの町に来る価値”は十分あります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は90点!!下から見上げたロック・オブ・キャッシェルの神々しさと、その城が立つ丘の上から見渡す緑いっぱいの風景は本当に感動モノ。
これぞアイルランドの風景、僕が見たかった景色そのものでした。
キラーニー(Killarney)

人の多さ ★★★★☆
とってもキレイな自然公園があることで有名な町なので、それを目当てに訪れている観光客が多いように感じました。夜にはレストランで夕ご飯かパブでお酒か…結構な人で賑わっていました。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンからは車で3時間~3時間半、コークからだと1時間15分ほどです。
町はそれほど大きくはないので町の観光は徒歩で十分、各都市へと繋がる大きな道路もあるので交通の便はいいです。
ただメインの”キラーニー国立公園”の敷地面積はとても大きく、敷地内には道の細い渓谷なども含まれているため公共のバスが運行していない場所もあり、そういった場所へは、徒歩、自転車、馬車、車、ツアーの小型バスなどで行く必要があります。
宿の多さ ★★★★★
町の規模に対し宿は多め。
実はそれもその筈、キラーニーはダブリンの次に宿のベッド数が多い町になります。
宿の安さ ★★★★☆
僕が見つけたキラーニーの最安値が、平日1泊1400円~の”レイルウェイ ホステル Railway Hostel ”です。
ただ他にも”パディーズ パレス キラーニー Paddy’s Palace ”や”キラニーインターナショナルホステル(Killarney International Hostel)
”などのホステルも比較的安く、宿代に関しては良心的な町だと思います。
お店の多さ ★★★★☆
観光客が多く集まる町なだけあって、レストランやパブはとても多かったです。
観光スポットの多さ ★★★★★
町の観光スポットは少なめですが、キラーニー国立公園内は見所が満載です。
キラーニーに来たなら町の観光は2割で、自然の観光が8割、ぐらいじゃないでしょうか。
おすすめ度と感想
おすすめ度は110点!!キラーニー国立公園の自然がとにかくキレイで、特に”ダンロー渓谷(Gap Of Dunloe)”の景色は本当に素晴らしいものでした。
僕は2日間をかけて自転車で国立公園内を回りましたが、これはかなり体力がいる観光方法なので、出来ればレンタカーかツアーで回ることをおすすめします。
そして、キラーニーの西側に広がるアイベラ半島は、世界でも有数の”美しい星空が見える場所”になり、世界中の星空の保護活動を行なっている団体”国際ダークスカイ協会”が最高のランクである金賞を与えた場所が、ニュージーランドのテカポ湖、ナミビアのナミブ砂漠、そして、アイルランド”アイベラ半島”を入れた3つだけになります。
天気が変わりやすいアイルランドですが、キラーニー国立公園やアイベラ半島の星空も、晴れていれば最高の景色が見られるはずです!!
トラリー(Tralee)

人の多さ ★★★☆☆
多いとは言えませんが、国内最大の風車や博物館を見に来る観光客、そして町中でも結構人を見かけました。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンからは車で3時間20分、コークからは1時間40分ほど。
町は徒歩で十分回れる大きさで、大きな道路はトラリーの町から東西南北しっかり通っています。
宿の多さ ★★★☆☆
ほどほどにあります。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたトラリーの最安値の宿が、平日1泊2200円~の”Finnegan’s Hostel ”で、僕もここでお世話になりました。
正直上記のホステルはあまりおすすめしないんですが、このホステル以外だと結構高い宿泊代になってきます。
お店の多さ ★★★★☆
お店の種類は豊富で、かなり充実していました。
大きなスーパーマーケットもあり、滞在期間中に困ることはありませんでした。
観光スポットの多さ ★★★★☆
良い悪いは抜きにして、結構ありました。
おすすめ度と感想
おすすめ度は66点!!トラリーのメインとなる観光スポットは”ブレナーヴィル風車”と”ケリー州博物館”で、個人的には楽しめた場所でしたが、どちらも見た目のインパクトはさほどなく、”歴史を学ぶスポット”といった感じです。
なので、そういう場所が退屈に感じる人にとってはあまりおすすめ出来ないかなぁと思いました。
ただ、トラリーにはちょいと有名な劇場があり、そこではアイリッシュ・ダンスや演劇を見る事が出来ます。
滞在中僕は行きませんでしたが、興味ある方にとっては貴重な場所になるかも知れません。
またトラリーは、アイルランドの大人気観光地”ディングル半島”に行く際に必ず通る町でもあります。
ディングル半島に行く予定の方で時間に余裕があれば、トラリー観光も挟んでみてはいかがでしょうか?
アナスコール(Annascaul)

人の多さ ★★☆☆☆
”アナスコール”は”ディングル”と”トラリー”の間にある小さな村で、ほとんどの人は人気の観光地ディングルに行くために通り過ぎるだけだと思います。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンから車で3時間50分、コークからは2時間ほどです。
大きな道路沿いにある村なので、村に行くにも村から出るにも困りません。ただ、アナスコールにある数件の観光スポットまでは基本的にバスは出ていないので、徒歩、自転車、もしくは車での移動になります。
※自転車のレンタル屋さん(兼ホステル)もこの村にあります。
宿の多さ ★★☆☆☆
数で言えばかなり少ないですが、この村自体小さいので十分な数だと思います。
宿の安さ ★★★★☆
アナスコールの最安値の宿が、平日1泊1300円~と超格安の Paddy’s Palace Dingle Peninsula で、僕もこのホステルにお世話になりました。
そしてもう一つ、僕が泊まっていたホステルが平日1泊2000円~の Dingle Gate Hostel で、アイルランドにある僕のお気に入りの宿の1つでもあります。
とても良心的な料金だったので、僕はこの村で結構長居してしまいました笑
お店の多さ ★★☆☆☆
コンビニほどの大きさの食料品店が2軒ほど、そして薬局らしきお店が1軒、あとは数件の宿とパブもありましたが、数はとても少なかったです。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
観光スポットと呼べる場所は4つほどですが、田舎の村なだけあって人は少なく、自然豊かで癒やされる場所ばかりでした。
おすすめ度と感想
おすすめ度は78点!!アナスコールは、自然が好きな人なら絶対楽しめる場所。
おすすめの観光スポットは上の写真にも写っている”アナスコール湖”
村から1時間ほど歩かないといけませんが(車でも近くまで行けます)、湖と緑の山は本当にキレイで、湖の先にある小さな滝もキレイでした。
また、アナスコールは知る人ぞ知る有名南極探検家”トム・クリーン”の故郷であり、彼が探検家引退後に開いた宿”サウス・ポール・イン”が未だに残っている貴重な場所でもあります。
トラリーもそうですが、ディングルに行く途中時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
ディングル(Dingle)

人の多さ ★★★★☆
”ディングル”は観光業、農業、漁業が盛んなディングル半島唯一の町になり、半島にある数々の美しい自然を見るために毎年多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンから車で4時間、コークからは2時間20分ほどです。
交通の便は悪くはないんですが、マイナーな観光スポットに行こうとした時に、その場所までバスが走っていないことがあり少し苦労しました。
そういった理由から、ディングル半島を観光するなら車かツアーに参加するのが現実的だと思います。
でも、もし時間とある程度の体力がある方には、自転車で半島を観光することを強くおすすめします。
宿の多さ ★★★★☆
さすがは人気の観光地、宿はたくさんありました。
宿の安さ ★★★★☆
宿の安さは良心的です。
最安値は”Hillgrove”というホステルで、平日1泊1560円~になります。
また僕が泊まった”Lovett’s Hostel”(平日1泊2000円~)や、”レインボーホステル”(平日1泊2200円~)も、お得な料金になっているのでおすすめです。
お店の多さ ★★★★☆
町はそれほど大きくないですが、中心地にはギッシリお店が詰まっていました。
観光スポットの多さ ★★★★★
ディングルの町の中にはそれほど多くありませんが、町から外に出れば自然を中心とした観光スポットがてんこ盛りです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は110点!!ここに来たら、間違いなくディングル半島の美しさに魅了されるはず。
海と山に囲まれた半島を自転車や車でグルッと一周するのも良いですし、イルカウォッチングやカヌーツアーなどに参加するのも良いです。
ちなみに、僕のおすすめはアイルランド及びヨーロッパ最西端の無人島”ブラスケット島”です。
かつて200人ほどが暮していたこの島では、人に触れられることのなくなった手つかずの自然、そして住民が暮していた住居跡やその痕跡を見ることが出来ます。
たくさんの魅力を持ったディングル半島…とにかくおすすめです!!
リムリック(Limerick)

人の多さ ★★★☆☆
アイルランド第3の都市と言われている”リムリック”、お店が並ぶショッピング街では人を多く見ましたが、そのエリアを抜けると途端にガラ~ンとしてました。
交通の便 ★★★★★
ダブリンからは車で2時間10分、コークからは1時間半ほどです。
リムリックの観光スポットのほとんどは町の中心地にあるので、町に着いてからの移動は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★★☆
数はしっかりありますが…。
宿の安さ ★☆☆☆☆
宿の料金がどこも高い!!安いホステルでも3400~3900円と、アイルランドの他の町に比べてなぜか料金が高いです。
僕が実際に泊まったホステルは、平日1泊3500円~の トロイ セルフ ケータリング ヴィレッジ(Troy Self Catering Village) で、お金は掛かった分1人部屋で、クオリティーはかなり良かったです。
そして、僕が見つけた中でリムリック最安値だったのが、平日1泊3400円~の コートブラック アコモデーション(Courtbrack Accommodation) です。
ただ、こちらのホステルは夏の時期だけしか営業していないようです。
お店の多さ ★★★★☆
お店の数はかなり多く、ファーストフード店が比較的安かった印象があります。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
1日あれば十分回れるほどですが、その中にはアイルランドのカトリック教信仰の自由を認められた証”条約の石”など、アイルランドの歴史を語る上でとても重要な観光スポットも含まれています。
おすすめ度と感想
おすすめ度は70点!!僕は2日間かけてリムリックを観光しましたが、アイルランドにとっての貴重な記念碑、慰霊碑を見られ、自分なりに濃い2日間を過ごせたと思います。
ただ、この町の見所は多くはないので、人によっては少し退屈に感じてしまうかも…。
なので、もしこの町を観光するのなら、”ジョン王の城”や”条約の石”などのメジャーなスポットを回ったあと他の町に移る…ぐらいの感じでもいいかも知れません。
エニス(Ennis)

人の多さ ★★☆☆☆
普段のエニスは、町の中心地で観光客をちらほら見かけるぐらい、静かで落ち着いた小さな町です。
ただエニスは、アイルランド伝統音楽が盛んな町の1つで、年に1回(僕が訪れた年は2回)大規模なアイルランド音楽の祭典が開かれます。
その時の人の多さは★6コぐらいで、普段の比になりません。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンからは車で2時間半、コークからは1時間50分ほどです。
エニスは比較的大きな2つの町”リムリック”と”ゴールウェイ”の間にある小さな町で、ダブリンやコークからバスで向かう場合は、その2つの内のどちらかを経由して行く事になるので少し面倒かもしれません。
ただ町の観光に関しては徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★☆☆
小さな町ですが、宿は十分あります。
宿の安さ ★★☆☆☆
残念ながらエニスの宿代は比較的高めです。
僕が見つけたエニスの最安値の宿が、平日1泊2300円~の ローワン・ツリー・ホステル(Rowan Tree Hostel) です。
かなり広いホステルで、快適に過ごせました。
このホステル以外だと、料金がかなり上がります。
お店の多さ ★★★☆☆
町の小ささに比べてお店の数は多く、町の中心地から少し歩けばアイルランドの有名大型スーパー”テスコ”や”アルディ”なんどもあり、滞在中は不自由なく過ごせました。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
町が小さい分観光スポットも少なめですが、なんと言っても僕のおすすめは、ギュッと町の中心に集まったカラフルなお店たちと、中心地を静かに流れるフォーカス側の風景です。
この町の風景がそのまま1つの観光スポットです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は85点!!リムリックやゴールウェイから少し足をのばしてでも立ち寄りたい、小さいながらも個性的で、魅力がある町です。
特にアイルランド音楽の祭典が開催される5月は必見で、普段の何倍もの人、そして何倍もの音楽がこの町に溢れます。
僕がアイルランドにいた年は、8月にも同じような祭典があったので、たまたま見ることが出来ました。
感想は…本当に大満足!!素晴らしいの一言。
この祭典をキッカケにエニスはもちろん、アイルランドがさらに好きになりました。
ラヒンチ(Lahinch)

人の多さ ★★★☆☆
「ラヒンチってどこ?」と聞こえてきそうですが、僕もそう思っていたうちの1人です笑
全くノーマークの小さな町でしたが、意外と人がいてビックリしました。
交通の便 ★★☆☆☆
西海岸沿いにある小さな町なので、ダブリンから車で3時間、コークからだと2時間15分ほどかかりますが、リムリックやゴールウェイからだと近い距離にあります。
町の観光は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★☆☆
小さな町ですが、B&Bを中心に宿は結構あります。
宿の安さ ★★★☆☆
なんとか一軒だけ旅人にはありがたい値段の宿がありました。
それが、平日1泊2210円~の ラヒンチ ホステル(Lahinch Hostel) で、僕もこのホステルにお世話になりました。
1つの町に一軒だけでも安い宿があると助かります笑
お店の多さ ★★☆☆☆
小さいですが、一軒だけコンビニサイズの食料品店が町の中にありました。
そのほか大きくはないですが、レストランやパブもいくつかありました。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
ラヒンチには観光スポットと呼べる場所はほぼなく、あえて言うなら”西海岸のキレイな景色”が見所だと思います。
なら、なぜこの町に人が来るのか…
その目的は大きく分けて、”海水浴”、”サーフィン”、”ゴルフ”、”モハーの断崖”の中のどれかだと思います。
おすすめ度と感想
おすすめ度は65点!!上に書いた4つの目的がない人にとっては、少し退屈に感じる町かも知れません。
もちろん西海岸の景色はとてもキレイで癒やされましたが、それを見るだけなら、あえてこの町を選ぶ理由はないかな…と。
ただ、僕の目的はこの町から”モハーの断崖”に行くことだったので、僕のようにツアーに参加せず、断崖に自力で行こうと思っている方には、安宿や小さいながらもお店があるこの町を拠点にするのはおすすめです。
キャラン(Carran)

人の多さ ★☆☆☆☆
小さな村?というか…それよりもっと規模の小さい場所。
星ゼロでも良かったかも知れませんが、全く人がいなかったという訳ではなかったので笑
交通の便 ★☆☆☆☆
バスは通っていないので、車か自転車で行くしかありません。
宿の多さ ★☆☆☆☆
僕が探した限りでは、一軒しかありませんでした。
宿の安さ ★★☆☆☆
その一軒が平日1泊2600円~の Clare’s Rock Hostel で、僕もこのホステルにお世話になりました。
お店の多さ ★☆☆☆☆
ギリギリ1つ星です笑
アイリッシュ・パブが一軒、そしてカフェや手作りの香水屋さんがありましたが、それぐらいでしょうか…。
食料品店は隣町(車で15分)まで行かないとありません。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
キャランの観光スポットと言えば、この地の材料を使って香水や石けんを手作りしている”ザ・バレン・パーフマリー(The Burren Perfumery)”というお店ぐらいです。
ただ、キャランはアイルランドで有名な灰色の地”バレン高原”の地域にある村なので、周りには”バレン国立公園”や”巨人のテーブル”などの有名観光スポットがあります。
「これらのスポットがキャランの観光スポットです」と言うと少し違ってきますが、この村から近いということで今回は入れておきました。
おすすめ度と感想
おすすめ度は87点!!バレン国立公園や巨人のテーブルを観光したい人にはおすすめ出来る場所。
「キャランはおすすめですよ!!」ではなく、「バレン国立公園はおすすめですよ!!」と言った方が正しいです。
キャランからバレン国立公園までは徒歩で1時間50分、巨人のテーブルまでは1時間15分で、この2つの観光スポットにアクセスしやすい、ちょうど真ん中辺りにあるのがこの村(ホステル)なんです。
巨人のテーブルは意外と大したことなかったんですが笑、バレン国立公園の景色はとても良かったです。
アイルランドの風景と言えば”緑の大地”ですが、バレン国立公園の風景は”灰色の世界”
美しい…というより、自然ってホント不思議だなぁ…って言ってしまう場所でした。
ゴールウェイ(Galway)

人の多さ ★★★★★
”ゴールウェイ”はアイルランドの中でも一二を争うほどの人気の町。
町のメイン通りは昼夜問わず、いつもたくさんの人で賑わっていました。
交通の便 ★★★★★
ダブリンからは車で2時間15分、コークからは2時間半ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
ゴールウェイ周辺(ゴールウェイ州)には数多くの人気観光スポットがあり、そのほとんどはゴールウェイ発のバスやツアーで行くことが出来ます。
宿の多さ ★★★★★
宿はたくさんありますが、人気の町であるがために安い宿はすぐに予約で埋まります。
宿の安さ ★★★★☆
安い宿は多いですが、ダブリンと同じく週末や観光シーズン(夏場)は、どこも料金が上がる傾向にあります。
また上記でも書きましたが、宿泊料金が安い宿は早めに予約を入れておかないとすぐに埋まってしまいます。
僕が見つけたゴールウェイの最安値の宿が、平日1泊1300円~の NIMMO’S HOSTEL なんですが、予約サイトからはアクセス出来なくなっているので直接ホステルのサイトに連絡するしかないようです(もしかしたらすでに潰れているかも知れません)
その他、僕が泊まったおすすめ格安ホステルは、平日1泊1560円~の スリープゾーン ホステル ゴールウェイ(Sleepzone Hostel Galway) 。
そして、平日1泊1690円~の Salmon Weir Hostel です。
お店の多さ ★★★★★
買い物、食事で困ることはありません。
特に、メインストリートの両サイドにはレストランやパブがびっしりと立ち並び、どのお店に入ればいいのか迷うほどです。
観光スポットの多さ ★★★★★
町の観光は1日あれば十分回れるほどですが、町の外にもたくさんの観光スポットがあります。
例えば、石灰石だけで構成された島々”アラン諸島”、アイルランドで最もロマンチックな建物”カイルモア修道院”、20㎞²の美しい自然公園”コネマラ国立公園”などです。
他にもありますが、これらの観光スポットにアクセスしやすいのもゴールウェイの良いところなんです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は120点!!町の雰囲気最高!!この町に来ればアイリッシュの世界にどっぷりハマるはず。
昼夜を問わず多くの人で賑わうメインストリート、両サイドにはレストランやパブが立ち並び、ストリートミュージシャンを初めとする多くのパフォーマーがこの通りを毎日盛り上げています。
昼間は町の外で自然を楽しみ、夜は町の中でアイリッシュの雰囲気に浸る。
”楽しみ方がたくさんある”おすすめの町です。
※夜遅くなると酔っ払いがちょっと多めです笑
オーターアード(Oughterard)

人の多さ ★★☆☆☆
ゴールウェイから車で30分ほどの場所にある小さな田舎町なので、人は本当に少ないです。
交通の便 ★★☆☆☆
ダブリンから車で3時間半、コークからは3時間ほどです。
町の中にはこれといった観光スポットはありませんが、少し離れた場所に”コリブ湖”という大きな湖と、”オーナニュア城”があります。
ただこの2箇所に行くためには少し歩く必要があります。
宿の多さ ★★☆☆☆
数えられる程しかありませんが、町は小さいので十分だと思います。
宿の安さ ★★☆☆☆
僕が見つけたオーターアードの最安値の宿が、平日1泊2900円~の Oughterard Holiday Hostel & Angling Center で、僕もこのホステルでお世話になりました。
上記の宿以外だと1泊6600円~と結構高くなります。
お店の多さ ★★☆☆☆
お店の数は少なめですが、パブや小さな食料品店、そして雑貨屋さんなどもあるので、最低限必要なモノはそろうと思います。
観光スポットの多さ ★☆☆☆☆
観光スポットと言えば、コリブ湖とオーナニュウ城の2箇所でしょうか。
おすすめ度と感想
おすすめ度は63点!!都会の騒がしさに疲れた人にはピッタリの場所。
本当に静かで目立った観光スポットがない小さな町なので強くはおすすめ出来ませんが、オーターアードはゴールウェイとコマネラ国立公園の間にある町なので、休憩がてらに立ち寄ってもいいかも知れません。
リセス(Recess)

人の多さ ★☆☆☆☆
ホントにいません笑
交通の便 ★★☆☆☆
ダブリンから車で3時間15分、コークからは3時間半のリセスは、アイルランド西部の”コネマラ山地”内にあります。
村は本当に小さく、この地域を走るバスの本数もかなり少ないです。
宿の多さ ★☆☆☆☆
やはり田舎なのでかなり少ないです。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたリーノーンの最安値の宿が、平日1泊2200円~の コネマラ マウンテン ホステル(Connemara Mountain Hostel) で、僕も実際にこのホステルに泊まりました。
リセスにあるどの宿も、ロケーションはスゴく良いと思うんですが、上記のホステル以外だと料金がかなり上がってしまいます。
お店の多さ ★☆☆☆☆
僕が知る限りでは、大きな道路沿いに3店舗ほどあり、その内の一軒はコンビニサイズの食料品店で、もう一軒はクラフトショップです。
観光スポットの多さ ★☆☆☆☆
リセス自体には観光スポットと呼べる様な場所はありません。
ただ、この村がある場所は美しい山々、湖、川などがある自然豊かな地域のため、軽く散歩やドライブするだけでとても美しい景色を見ることが出来ます。
おすすめ度と感想
おすすめ度は78点!!とにかくコネマラ地方は道路を走るだけでも美しい景色が見られます。
僕がおすすめしたいのはリセスというより僕が泊まったホステルの方で、とっても人柄の良いオーナーが営む自然に囲まれた静かな宿でした。
近くには山、川、湖に囲まれた2時間ほどで回れる最高の散歩コースがあり、人が少ない環境で自然を見ながらの歩く、まさに”癒やし”という言葉がピッタリの場所でした。
ただ、周りには何もないため買い物などは車が必要です。
クリフデン(Clifden)

人の多さ ★★★☆☆
クリフデンはアイルランド西部のコネマラ地方で1番大きな町なので、周りにある他の町に比べると人口は多く、町の規模も大きいです。
交通の便 ★★☆☆☆
ダブリンから車で3時間25分、コークからは3時間35分ほどです。
町は徒歩で十分回れる大きさですが、町の外の観光スポットへ行くにはバスが走っていない区間が多くあるので、車、もしくは自転車が必要になると思います(徒歩でも行けますが、時間と体力がいります)
宿の多さ ★★★☆☆
コネマラ地方でも人気がある町なので、宿の数は多いです。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたクリフデンの最安値の宿が、平日1泊2210円~の”Clifden Bay Hostel”ですが、2018年4月現在予約サイトから予約が取れない状態になっていました。
次に安い宿が平日1泊2700円~で朝食付きの クリフデン タウン ホステル(Clifden Town Hostel) で、僕も上記2つのホステルにお世話になりました。
お店の多さ ★★★☆☆
大型スーパーやパブ、レストランも多くあったので、この町で泊まっても退屈はしないと思います。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
それほど多くはありませんが、コネマラ地方を代表する魅力的な観光スポットがあります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は83点!!クリフデンから約11キロに渡って西に延びる道路「スカイロード」の景色は、コネマラ地方の中でも最高に景色が良い場所の1つです。
町自体にはそれほど魅力的なスポットはありませんが、クリフデンのメインはなんと言っても周りに広がる大自然。
特にスカイロードから見渡す山々と緑の大地、そして西海岸の景色は本当にきれいでした。
もしコネマラ地方に行く予定なら、クリフデンに滞在しなかったとしても、少し遠回りしてスカイロードを通ってみて下さい。
レターフラック(Letterfrack)

人の多さ ★★★☆☆
レターフラックはコネマラ地方にある小さな町ですが、人気観光スポットの”コネマラ国立公園”の目の前、そして”カイルモア修道院”の近くに位置しているため、多くの観光客が訪れる町になっています。
※上の写真は、コネマラ国立公園内にある”ダイヤモンド・ヒル”の頂上です。
交通の便 ★★☆☆☆
ダブリンから車で3時間30分、コークからは3時間40分ほど。
レターフラックは小さな町なので、町内の移動は問題ありませんし、コネマラ国立公園の入り口は町の目と鼻の先です。
しかし、カイルモア修道院は町からバスで10分(歩いて1時間)ほどかかり、そのバスの本数も非常に少ないです。
基本的にコネマラ地域一帯はバスの本数が少ないので、出来れば車か自転車が欲しいところですが、ゴールウェイからレターフラック間は1日3本バスが走っているので、これをうまく使えば日帰りで観光することも可能だと思います。
宿の多さ ★★☆☆☆
町が小さいので多くはありません。
宿の安さ ★★★☆☆
一軒を除くと、結構イイ値段がします。
僕が見つけたレターフラックの最安値の宿が、平日1泊2650円~の コネマラ ナショナル パーク ホステル(Connemara National Park Hostel) です。
レターフラックからコネマラ国立公園やカイルモア修道院へはアクセスしやすいので、僕も上記のホステルに泊まって観光するつもりだったんですが、予約が一杯ということで泣く泣く断念しました。
やはり安いホステルはすぐに予約が埋まるので、早めの予約が大切になります。
お店の多さ ★★★☆☆
レストランやパブ、大きくはないですがスーパーマーケットもありました。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
コネマラ国立公園とカイルモア修道院がメインの観光スポットになります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は84点!!この点数はレーターフラックというより、カイルモア修道院とコネマラ国立公園の点数とします。
コネマラ地方は壮大な自然に囲まれた魅力ある地域ですが、その中でもメインの場所と言えば20㎞²の美しい山々、沼地、草原、森林などがガッツリ詰まっているコネマラ国立公園。
やはりここへ行かずしてコネマラの自然は語れないかと思います。
そしてもう一つが、アイルランドで最もロマンチックな建物と称されるカイルモア修道院。
どちらもコネマラ地方を代表するとても美しい観光スポットです。
リーノーン(Leenaun)

人の多さ ★★☆☆☆
リーノーンも上記で紹介しているコネマラ地方の中の小さな町で、やはりこの町も人はとても少ないです。
交通の便 ★★☆☆☆
ダブリンから車で3時間20分、コークからは3時間半ほどで、コネマラ地方にある他の町と同様に、この町を通るバスの本数はかなり少ないです。
宿の多さ ★☆☆☆☆
とても少ないですが、町の規模から考えると十分です。
宿の安さ ★★☆☆☆
あまり安い宿はなく、僕が見つけたリーノーンの最安値の宿は、平日1泊2500円~の The Connemara Hostel – Sleepzone でした。
そして僕が実際に泊まった宿が、平日1泊2600円~で朝食付きの Killary Adventure Centre です。
リーノーンの町から少し離れていますが、コネマラの湖、山々が見渡せる素晴らしいホステルでした。
お店の多さ ★★☆☆☆
ホントに小さな町ですが、パブやレストランやカフェなどがあります。
観光スポットの多さ ★☆☆☆☆
美しい自然の中にあるリーノーンですが、町自体には目立った観光スポットはありません。
おすすめ度と感想
おすすめ度は60点!!わざわざ観光に行く場所ではなく、旅の通り道と言った感じ。
リーノーンから車で20分ほど走れば、コネマラ地方の有名観光スポットのカイルモア修道院やコネマラ国立公園があります。
ただ、1つ前に紹介した町”レターフラック”の方がそれら観光スポットの近くにあり、町の規模や利便性を考えると、あえてリーノーンじゃなくてもいいかなっといったところです。
ウェストポート(Westport)

人の多さ ★★★☆☆
アイルランド国内32州の内の1つ”メイヨー州”、この州の中でも特に人気が高い町が”ウェストポート”で、町の中心地はなかなかの賑わいでした。
※上の写真は、僕が訪れた時に町の中心地で行なわれていた音楽隊の演奏風景です。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンから車で3時間10分、コークからは3時間20分です。
比較的大きな町なので、各方面に行くバスも町から多く出ています。
宿の多さ ★★★☆☆
観光客が多く集まる人気の町なので、宿の数は多いです。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたウェストポートの最安値の宿が、平日1泊1560円~の Old Mill Holiday Hostel で、僕もこのホステルに泊まりました。
上記のホステル以外だと宿代はかなり上がります。
お店の多さ ★★★☆☆
パブやレストランなど観光客が楽しめるお店はたくさんあり、大型スーパーを含む食料品店もいくつかあったので、町に泊まっても不便はありません。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
町の観光スポットは半日あれば十分回れるほどですが、僕がおすすめしたいウェストポートの観光スポットは町の外にあります。
その観光スポットが町から車で10分ほどで行ける山”クロー・パトリック”です。
おすすめ度と感想
おすすめ度は88点!!町の雰囲気も良かったですが、何よりキリスト教巡礼の聖地と言われる”クロー・パトリック”から見る景色は必見。
僕はアイルランドの旅の中で、たくさんの山や高い場所に登ってきましたが、その中でもクロー・パトリックは最も気に入っている場所の1つになります。
山頂から見る景色はまさに別世界。
上から見下ろす地上はまるで地図のようで、大きな陸地、小さな陸地1つ1つがはっきりキレイに見えます。
”アイルランドのキリスト教巡礼の聖地”、まさにその名に相応しい景色でした。
スライゴ(Sligo)

人の多さ ★★★☆☆
スライゴはゴールウェイに次いで人口の多い町になります。
ただ、実際に訪れた感想としては人の多さや賑わいはあまり感じませんでした。
交通の便 ★★★☆☆
ダブリンから車で2時間半、コークからは3時間40分ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
町の外にもいくつか観光スポットがあり、それらは車や自転車がないと少し行きにくい場所になっています。
宿の多さ ★★★☆☆
比較的大きな町のため、宿も多くあります。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたスライゴの最安値の宿が、平日1泊2080円~の The White House Hostel で、僕もこのホステルに泊まりました。
上記のホステル以外だと宿代が結構上がります。
お店の多さ ★★★★☆
町の中にはパブ、レストラン、その他のお店がたくさんあり、ショッピングモールも2つあります。
観光スポットの多さ ★★★★☆
町の観光スポットは1日あれば十分回れるほどですが、町の外にもいくつかおすすめ出来る観光スポットがあります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は85点!!スライゴに行ったなら、古代ケルト人の神話やアイルランドの詩人”イエーツ”の作品に登場することでも知られる神秘的な山”ベンバルベン”には絶対行くべき!!
スライゴはアイルランドの詩人イエーツのゆかりの地としても有名で、町にはイエーツ記念館や彼の銅像、また彼が生前に書いた詩や彼の肖像画が、町の至る所(建物の壁)に描かれています。
イエーツは死の直前に、ある山のふもとの墓地で自分が埋葬されることを望み詩(遺言)をつづりました。
その山こそがベンバルベン。
「妖精が出る」と言われている美しく神秘的な山でした。
バンドラン(Bundoran)

人の多さ ★★☆☆☆
バンドランは海沿いにある静かで小さな町、そしてアイルランドで有数のサーフィンスポットとして知られています。
ただ、やはり夏以外はこの町に訪れる人は少ないと思います。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンからは車で2時間50分、コークからは4時間20分ほどです。
町は小さく、町から離れた観光スポットもないので徒歩で十分。
宿の多さ ★★☆☆☆
多くはありませんが、町は小さいの十分な数です。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたバンドランの最安値の宿が、平日1泊1950円~の Rougey Lodge Hostel で、僕もこのホステルに泊まりました。
その他にも同じぐらいの料金の宿があり、時期にもよりますが比較的宿代は安い町だと思います。
お店の多さ ★★★☆☆
リゾート地としての顔を持つバンドランなので、レストランにカジノや映画館まで、楽しめるお店はけっこう揃っています。
観光スポットの多さ ★☆☆☆☆
観光スポットと呼べる場所は少なく、1箇所ぐらいです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は62点!!サーフィンや海水浴、またはゴルフをする方は楽しめる町。
この町に訪れる人々の目的は、観光というよりは海が見えるこの場所で”ゆっくり過ごしてリラックスするため”といった感じだと思います。
町唯一の観光スポットは、精霊が宿っていると言われている”妖精の橋”
海岸沿いの見晴らしの良い場所にあるので、バンドランの近くを通るならそこだけ寄ってみるのもいいかも知れません。
ドニゴール(Donegal)

人の多さ ★★★☆☆
そこそこ大きな町ですが人はそれほど多くなく、とても静かで落ち着いた雰囲気の町でした。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンから車で3時間、コークからは4時間40分ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★☆☆
そこそこ大きな町なので、宿は多くあります。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたドニゴールの最安値の宿が、平日1泊2210円~の Donegal Town Independent hostel で、僕もこのホステルに泊まりました。
町から離れれば他にも安い宿はありますが、車が必要になってきます。
お店の多さ ★★★☆☆
変わったモノじゃない限りなんでも揃います。
スーパーやレストラン、パブも多くあるので滞在しても不便はありません。
観光スポットの多さ ★★★☆☆
町自体の観光スポットは少なめですが、町から足を伸せばアイルランド1の高さを誇る断崖”スリーブ・リーグ”や、”グレンベアー国立公園”などがあります。
しかし、どちらも現地までバスが出ていなく、かなり行きにくい場所になっているため、自転車もしくは車が必要になります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は79点!!スリーブ・リーグやグレンベアー国立公園に行くための拠点の町としておすすめ。
目立った観光スポットはありませんが、町は静かで落ち着いた雰囲気。
”観光客が多く集まらないからこそ、ここで暮らす人々の穏やかな日常が垣間見れた”、そんな場所でした。
レタケニー(Letterkenny)

人の多さ ★★★☆☆
人の多さはあまり感じませんでしたが、町中を走る車は多かったです笑
交通の便 ★★★★☆
ダブリンから車で3時間、コークからは5時間ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★☆☆
困らない程度にあります。
宿の安さ ★★☆☆☆
僕が見つけたレタケニーの最安値の宿が、平日1泊2340円~の アップル ホステル(Apple Hostel) で、僕もこのホステルに泊まりました。
基本的にレタケニーの宿はどこも宿代が高めです。
お店の多さ ★★★★☆
中型のショッピングセンターやアミューズメント施設、宿、飲食店などがたくさんあり、かなり充実している町です。
観光スポットの多さ ★★☆☆☆
町の大きさに反して、町の観光スポットは意外に少なかったですが、レタケニーから車で30分ほど走った場所には、秘境と呼ばれている自然公園”グレンベアー国立公園”があります。
おすすめ度と感想
おすすめ度は73点!!グレンベアー国立公園に行く途中に寄ってみて下さい。
結構大きな町だったので期待して行ってはみたんですが、意外と見るモノがありませんでした。
ただ、観光以外に関しては、お店がたくさんありその他の施設が充実していることもあったので僕的には高評価です。
そして、なんと言ってもグレンベアー国立公園から近い位置にあることが1番の長所かと思います。
デリー(Derry)【ロンドンデリー(Londonderry)】

人の多さ ★★★★☆
北アイルランド第2の都市”デリー(ロンドンデリー)”では、観光客の姿を多く見かけました。
交通の便 ★★★★★
ダブリンから車で3時間、コークからは5時間20分ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
宿の多さ ★★★★☆
大きな町なので、宿はたくさんあります。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたデリーの最安値の宿が、平日1泊2000円~で朝食付きの ホステル コネクト(Hostel Connect) で、僕もこのホステルに泊まりました。
他にも安めの宿がいくつかあったので、デリーの宿泊料は良心的だと思います。
お店の多さ ★★★★★
お店の数はかなり多かったです。
観光スポットの多さ ★★★★☆
観光スポットは町の中に多くあり、一番賑やかな中心地を囲むように建てられている全長1.5㎞の城壁は、他の町では見ることのない貴重なモノです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は93点!!デリーは世界的にも注目を受けた”北アイルランド紛争”で、最も重要な拠点となった町の1つなので、その歴史に関する傷跡や痕跡が多く残る場所でもあります。
北アイルランドを訪れる方のほとんどは、最も人気がある都市”ベルファスト”には行きますが、第2の都市デリーに行く方はあまり多くないように思います。
”全長1.5㎞の城壁の上を歩く”ユニークな観光が出来るのはデリーだけで、町の中には北アイルランドの歴史が詰まった興味深い観光スポットがたくさんあります。
僕的には、かなりおすすめしたい町です。
ポートラッシュ(Portrush)

人の多さ ★★☆☆☆
夏場は観光客で賑わうリゾート地として有名なポートラッシュですが、人の多さはあまり感じませんでした。
交通の便 ★★★★☆
ダブリンから車で3時間、コークからは5時間15分ほどで、町の観光は徒歩で十分です。
町からはバスが各方面に出ているので特に不便はないと思います。
宿の多さ ★★★☆☆
さすがリゾート地、宿は町の大きさに比べ多めです。
宿の安さ ★★★☆☆
僕が見つけたポートラッシュの最安値の宿が、平日1泊2210円~で朝食付きの ポートラッシュ ホリディ ホステル(Portrush Holiday Hostel) で、僕もこのホステルに泊まりました。
上記のホステル以外だと料金が結構上がります。
お店の多さ ★★★☆☆
リゾート地なのでそれなりにお店はあり、パブはもちろん、小さいですがカジノもありました。
観光スポットの多さ ★★★★☆
ポートラッシュの町の中には、観光スポットと呼べるような場所はほとんどありませんが、町の周辺には”ダウンヒル”、”ジャイアンツ・コーズウェイ”、”ブッシュミルズ蒸留所”そして”ダンルース城”といった北アイルランドを代表する絶景観光スポットが多くあり、町からバスで行く事が可能です。
おすすめ度と感想
おすすめ度は80点!!町に目立った観光スポットはありませんが、北アイルランドの有名観光スポット回るのに、この町を拠点にするのはおすすめです。
北アイルランドの有名観光スポットと言えば、”ジャイアンツコーズウェイ”、”ダンルース城”、”キャリック・ア・リード吊り橋”、”ダークヘッジ”などが上がりますが、それらのスポットに比べ”ダウンヒル(マッセンデン・テンプル)”はマイナーなスポットだと思います。
しかし、そんな有名観光スポットにも負けないほどキレイな景色がダウンヒルにはありました。
ポートラッシュ(北アイルランド)に訪れた際は、ダウンヒルの観光もお忘れなく!!
ベルファスト(Belfast)

人の多さ ★★★★★
北アイルランド最大の都市”ベルファスト”
”ダブリンほど”とまではいきませんが、人の多さは感じました。
ただどの町もそうですが、「人が多い」といっても日本の都市の様な人の多さはありません。あくまでアイルランド(北アイルランド)にある他の町に比べての話しです。
交通の便 ★★★★★
ダブリンからは車で2時間、コークからは4時間15分ほどです。
”ジャイアンツコーズウェイ”や”ダークヘッジ”、”キャリック・ア・リード吊り橋”などに行けるベルファスト発のバスツアーも多くあります。
町の観光は徒歩でも大丈夫ですが、町は広く観光スポットも色々あるので、最低でも2日間は必要かなと思います。
宿の多さ ★★★★★
観光客が多く集まる都市なので、宿も多くあります。
宿の安さ ★★★★☆
僕が見つけたベルファストの最安値の宿が、パディーズ パラス ベルファスト(Paddy’s Palace Belfast) と ベルファスト シティ バックパッカーズ(Belfast City Backpackers)
で、どちらも平日1泊1770円~の格安ホステルです。
僕はベルファスト滞在中、上記の宿に泊まりましたが、この町には他にも良心的な値段の宿が多くありました。
お店の多さ ★★★★★
大型スーパーや大型洋服店、コンビニやファーストフードのお店、またレストランやパブもたくさんあり、困ることはありません。
観光スポットの多さ ★★★★★
観光スポットは町の中、そして町周辺にも多くあります。
その中でも1番の観光スポットと言えば”タイタニック・ベルファスト(タイタニック博物館)”で、ベルファストは豪華客船”タイタニック”が造船された町としても有名なんです。
おすすめ度と感想
おすすめ度は100点!!北アイルランド紛争の悲しい歴史とその後の平和、タイタニックの栄光と悲劇など、たくさん学び知ることが出来る貴重な町。
ベルファストでは、北アイルランド出身者がドライバー兼ガイドを務めるタクシーツアーがとても人気で、英語が必須にはなりますが、現地の方がガイドならより詳しく、また一般人にはなかなかしづらい質問も出来きるようです(僕は参加しませんでしたが、知り合いが参加していました)
また町から出るツアーで、ジャイアンツコーズウェイやダークヘッジ、キャリック・ア・リード吊り橋などの観光スポットに行くのもありだと思います。
個人的にはアイルランド、北アイルランドを含めて1番長く滞在した(ホステルのボランティアとして)場所であり、かなり愛着がある町でもあります。
陰と陽の観光スポットが混在するベルファスト、南アイルランドとはまた違った雰囲気を味わえますが、やっぱりここもアイリッシュの町、パブではお酒と音楽が溢れていました!!
最後に
この記事内で紹介した町は全部で28都市。
実際に自分の足で歩き、自分の目で見て、その時に感じた素直な感想を書きまとめたので、ワーホリや留学、旅行などでアイルランドを訪れる方々の参考に少しでもなればいいなぁと願っています。
最後までありがとうございました。
それでは、また!!
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