孤独にたたずむ城とドネゴールの大自然「グレンベアー国立公園」を観光

グレンベアー城

今回はドネゴール州の町「レタケニー」から秘境と呼ばれている自然公園「グレンベアー国立公園」に向かいます。

そして、個人的にはアイルランドに来て3つ目の国立公園になるので、他との違いも確かめたいと思います(若干上から目線)

 

グレンベアー国立公園への行き方

アイルランドの道路

行き方は特にややこしいことはありません(アイルランドの道はどこもめちゃめちゃ分かりやすいです)が、公共のバスが国立公園まで出ていなく、国立公園に一番近いバス停でもそこから2時間は歩く必要があります。

なので、交通手段としてはレンタカーかタクシー、もしくはドネゴールとレタケニーから出ている Donegal Tours という現地ツアーに参加するのが現実的だと思います。

僕はレタケニーから自転車(1時間半)かヒッチハイクかで迷いましたが、お金節約&現地人との交流のためヒッチハイクで行くことにしました(結局いつも通りです笑)

 

ヒッチハイク

ノートに書いた落書き

この日はあまり天気が良くなかったんですが、連日の雨に比べればまだマシだったので国立公園行きを決行することに。

比較的大きな町レタケニーからのスタートだったので交通量は文句なし、すぐに一台の車が止まってくれました。

乗せてくれたのはアイリッシュのおじいちゃん。

若い人からおじいちゃんまでホントに色んな年代の方が車に乗せてくれ、アイルランドはそれだけヒッチハイクに寛容な国なんだなと感じます。

おじいちゃんは国立公園まで行く予定はなかったので途中にある小さな村まで乗せてもらいました。その村でもう1度ヒッチハイク、次に乗せてくれたのは仕事中のトラック兄さん。朝から仕事しているにも関わらず、のんきにヒッチハイクしている僕を乗せてくれる優しさ。

顔は終始険しかったですが、心はめちゃめちゃ暖かい人なんだと思います。ただこの兄さんも国立公園までは行かないので、良い感じの場所で降ろしてもらいました。

そうです、僕が行きたい方向は国立公園に行く人以外ほとんど誰も行かないんです!!ホントに田舎、ホントに山しかない場所にある国立公園なんですね。

とはいっても、おじいちゃんとトラック兄さんのおかげで国立公園まではあと少し、ここからは全集中力を親指にみなぎらせ、向かってくる車にスーパーアピールです。

ここはヒッチハイクに寛容な国アイルランド、10分後にはきっちり車が止まってくれました。

この日3人目の方は、この地域に住むお父さんと小学生ぐらいの息子さん親子で、見るからに農業やってますって雰囲気。車の後ろには羊を運ぶ用かな?大きなトレーラーが付いていました。

さぁ、車内での会話ですが…ホントに分からなかった笑

特に親子が会話しているのを聞いていると「これはゲール語で話しているのかな??」と思うほど(でもやっぱり英語でした)で、ここは今でもゲール語が使われている数少ない地域「ドネゴール州」の田舎、その影響も少しはあるのかも知れません。

そして、もう1つ事件が…親子と僕を乗せ快調に進む車でしたが、お父さんが突如車を停車。「ん?!なんだなんだ??」と思っていると、お父さんの目線の先、車のメーターの水温計がマックスに。

エンジンの中の水温が上がり過ぎる現象「オーバーヒート」です。

ただ父と息子は冷静、車から降りボンネットを開けると慣れた手つきでエンジンをチョコチョコといじり、息子は父の指示に従い車内からペットボトルに入った水を持ってきて父に手渡す。応急処置完了。

最近車屋さんで修理をし、返ってきたらこの状態になっていたんだと…ダメじゃん。

そんなことがありながらも無事に国立公園入り口に到着。すんなり行けば車で30分もかからない道のりでしたが、車3台を乗り継いで来たので1時間ちょっとかかりました。

それでも現地の人との交流や途中に起きたハプニングを含むこの1時間は、僕にとってはすんなり行く30分より価値のある時間です。

アイリッシュの皆さん、ありがとう!!

 

グレンベアー国立公園に到着

グレンベアー国立公園の地図

国立公園内の地図

上の写真は国立公園内中心部の地図で、ここに来る観光客のほとんどが中央の城と庭園を見るために訪れます。

入り口付近には大きな駐車場とビジターセンターがあり、国立公園への入場料は無料。またここではビジターセンターから城までのシャトルバスとガイドツアーのチケットを購入することが出来ます。

※詳しい時間や料金に関しては 公式サイト にてご確認下さい。 

 

グレンベアー国立公園内

グレンベアー国立公園内 グレンベアー国立公園内

公園内は山と湖に囲まれた見事な自然、「空気が澄んでいる」という表現がピッタリな環境です。

僕はシャトルバスを利用せずに歩いて行くことにしました。

ただ、歩いたとしても城までは30分ぐらい、一応「秘境」と聞いていたのでちょっと構えてはいたんですが、意外なことに道はキレイに舗装されていてかなり歩きやすく、バスは歩行者とは違う道を通るので静かな環境でゆっくり歩くことが出来ます。

 

グレンベアー城の歴史

グレンベアー城

こちらが大自然の中、孤独にたたずむ城「グレンベアー城」です。

実はもともとこの土地には244人の農民が住んでいましたが、この城の初代オーナーであるアイルランドの実業家そして地主でもあるジョン・ジョージ・アデアはこの土地に自分の別荘が欲しいがため、そこに住む農民達を追い出し、1870年代にこの城を建てました(いやぁ~ひどい)

彼の死後、城の所有者は何度か変わり、最終的には1985年にアイルランド政府所有のものになりました。

 

グレンベアー城の敷地内

グレンベアー城の敷地

城は別荘として建てられただけあって、敷地内にはそれを思わせる場所がいくつもあります。

湖の真横にあるプール

湖の真横にあるプール

目の前の湖でいくらでも泳げるのに、あえてすぐ側にプールを作っちゃう、お金持ちの発想ですね笑

グレンベアー城の敷地

上から見たグレンベアー城

グレンベアー国立公園の湖

この大きな湖も独り占めです

城の周りは見渡す限り自然、城以外建物1つとして見えません。本当に贅沢の限りを尽くした別荘だったんですね。

 

その他の見所

ビジターセンターから城を過ぎ、さらに歩いて40分ほど先へ進むと高さ115メートルの滝があります。事前に調べていなかった&現地の地図に載っていたのに見落としていたこともあり、僕は今回見ることが出来ませんでした。

他にも観光スポットとして当時使われていた小さな小屋や施設がいくつか残されています。

詳しいスポットについてはこのブログの上記に載せたグレンベアー国立公園の公式サイトの中の Story Map に載っているので、気になる方、または行く予定の方はぜひ見てみて下さい。

 

帰りのヒッチハイク

さぁ帰りもやっぱりヒッチハイクです。行きのヒッチハイクはまぁまぁすんなりいきましたが、国立公園周辺は交通量が少ない分、帰りはなかなか車が捕まりませんでした。

20分ほど経ったところで見切りを付け、とりあえず車の通りが多い場所まで歩くことに…。

歩き出して30分ぐらい経ったころ、一台の車が僕の横に止まってくれました。ある意味慣れたこの状況、アイルランドにタクシーは必要ないかも知れません笑

乗せてくれたのはアイリッシュの父と息子親子。息子さんの弟はジョッキーで、この日は父親と共に弟のレースを見に行った帰りだそうです。

ということで、なんだかんだで帰りも車に乗せてもらえ、優しい親子のおかげで無事に出発地のレタケニーに帰って来ることが出来ました。

おっちゃんと息子さん、ありがとう!!

 

最後に

今回の観光は天気が悪い分やはり視界も悪く、晴れていればもっとキレイな景色を見られただろうなぁとは思いましたが、間近で見る大きな湖の美しさや大自然の中に立つグレンベアー城の存在感はここに来なければ味わえなかったもので、結果的には大満足です。

ちなみに僕のオススメはビジターセンターから城まで続く道。

この一本道には湖、森、草原とグレンベアー国立公園の魅力がギッチリ詰まっているので、出来ればシャトルバスではなく歩きで行って欲しいところです。

 

最後までありがとうございました。

それでは、また!!

スポンサーリンク


スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

高校を卒業してから、そのまま就職。12年間働いていたが、そんな自分の人生に疑問を覚え、30歳前にして何の計画もないまま会社を辞め、海外に行くことを決意。理想の人生を強烈にもがきながらも追い求めています。そんな僕が、このブログを通して海外の魅力、文化、役に立つ情報など発信したいと思います。