ダブリンに来たなら必ず行くべきおすすめ観光スポット14選

テンプルバー

アイルランド国内最大の都市にして、この国の首都「ダブリン」、日本から観光でアイルランドに来た人なら、必ず訪れる町だと思います。

ちなみに僕はアイルランドで最初に訪れた町がダブリンで、それから第2の都市「コーク」へと移動、「この国の町をもっと見てみたい」と思い立ち、そこから長い期間をかけたくさんの町を巡ることにしました。

そんな経緯があったので、僕にとってダブリンはスタート地点、そして、最後はこの町でこの旅(と言うとちょっと大袈裟ですが笑)を終えようと勝手にゴール地点として定めていた場所。着いた時は謎の達成感と、ほんのり寂しさが込み上げた瞬間でした。

最初の訪問ではろくに観光もしなかったので、2度目である今回の訪問で、ダブリン観光を思いっ切りしてきました。ということで、今回は僕が訪れたダブリンのおすすめ観光スポットについて書きたいと思います。

 

 

ダブリンの尖塔(ダブリン・スパイア)

ダブリンの尖塔

Spire of Dublin

※真下から撮りました、変な角度の写真ですいません笑

ステンレス製で造られた、長さ120メートルの尖塔はダブリンの中心地にあり、この町のシンボル的存在。また待ち合わせ場所としてよく使われている場所でもあります(僕もここを待ち合わせ場所として何度か利用しました)

尖塔が建てられる前は、イギリスの海軍でありナポレオンのイギリス上陸を阻止した英雄ネルソン(Horatio Nelson)の記念塔が建てられていましたが、アイルランド武装組織(IRA)により破壊され、その後2003年に新しくこの尖塔が建てられました。

 

※IRAやその組織が活発に活動していた時代(北アイルランド紛争)については 北アイルランド観光するなら絶対知っておきたい重要な歴史 で詳しく書きました。

 

ダニエル・オコンネルの記念碑

ダニエル・オコンネル像

O’Connell Monument

 アイルランドの「解放者」ダニエル・オコンネルの像は、ダブリン・スパイアと同じくダブリン北側のメイン・ストリート上(オコンネルストリート)にあります。

オコンネルは、アイルランドのカトリック教徒に対する社会的差別を政治活動によって撤廃することに成功した人物で、オコンネルの記念碑はダブリンのみならず、アイルランド各地で見る事が出来ます。

 

※ダニエル・オコンネルについては 町の中心に集まったカラフルなお店とアイルランド音楽の町「エニス」 で詳しく書きました。

 

テンプルバー&エリア

テンプルバー

The Temple Bar

「テンプルバー」とは、パブやレストランなどが多く集まるエリアで、ダブリン観光定番のスポットです。また、たくさんの観光客が訪れる有名アイリッシュ・パブの一つ「テンプルバー」もこのエリアにあります。

テンプルバー

テンプルバーエリア

テンプルバーエリアは石畳で舗装され、パブから漏れる明かりや音楽を聴けば「アイルランドに来たー!!」と必ず思わせくれる100点満点の雰囲気。ですが…観光客が多く集まる場所なだけあって、パブはとにかく値段が高く、地元の方はほぼ来ないようです笑

アイルランドは音楽の国、したがってライブミュージックはこの場所に限らず、どこでも聞く事が出来ます。雰囲気を味わいながらギネスビール一杯ぐらい飲むなら良いですが、個人的には長居してたくさん飲むのには、あまり適していない場所かなぁと思います。

 

ジーニー・ジョンストン(飢饉の博物館)

ジーニー・ジョンストン

Jeanie johnston

1845~1849年、アイルランドではジャガイモの疫病により大飢饉(食糧難)が起きました。その当時、アイルランドを支配していたイギリスは、この飢饉に対する具体的な政策をとらなかったため、多くのアイルランド人が飢えと貧困で苦しむことになります。

アイルランドの住民たちの中には生き残るために祖国を捨て、安全な土地へ渡ろうとする者が多くいました。そこで活躍したのが、ジーニー・ジョンストンです。

当時、移民のために運航していた船はいくつかありましたが、どの船も劣悪な環境の中、何日もかけて海を渡るため毎回多くの死者を出していました。

そんな中、ジーニー・ジョンストンは移民のための航海を16回行い、航海中1人の死者も出さず2500人以上のアイルランド人を北米へと連れて行きました。

現在ダブリンのリフィー川にあるのは当時の船を再現したレプリカで、船内(小さな博物館)では飢饉時代の資料や、船での移民輸送の様子などを知ることが出来ます。

 

エピック・アイルランド

エピック・アイルランド

EPIC Ireland

上記でも紹介しましたが、アイルランドの飢饉時代、この国からは多くの移民が海外に渡りました。

「彼らがどうして海外に行かなければならなかったのか、その後、海外に行った彼らがその国に与えた影響とは、そして現在の彼らは。」そんな移民に関する歴史を深く知ることが出来るのが、この博物館の特徴です。

ジャガイモ飢饉の記念碑

博物館付近には、飢饉時代の飢えや貧困を表現した記念碑が建てられています。

 

※移民として海外に渡ったアイルランド人の子孫には、ザ・ビートルズ、マライア・キャリー、オアシスなどの有名ミュージシャンもいます。移民と音楽の繋がりについては アイルランドの音楽について、僕なりに語ってみたいと思います。で詳しく書きました。

 

セント・パトリック大聖堂

ダブリンのセント・パトリック大聖堂

Saint Patrick’s Cathedral

1270年に完成したアイルランド国内最大の大聖堂には、この国にキリスト教を広めた守護聖人「聖パトリック」の名が付けられています。

1713年~1745年の間には、「ガリバー旅行記」の作家「ジョナサン・スウィフト」が、この大聖堂の司祭であったことはとても有名な話しです。

入場料(大人6ユーロ)を払えば中に入れ、大聖堂ならではの美しいステンドグラス、司祭であったジョナサンにまつわる展示物ほか、大聖堂の歴史を物語る貴重な品々を見学することが出来ます。

 

クライストチャーチ大聖堂

クライストチャーチ大聖堂

Christ Church Cathedral

1038年に、当時ダブリンを治めていた王によって、この土地に木造の教会が立てられ、1172年には現在のような石造りの大聖堂へと建て替えられました。

入場料は聖パトリック大聖堂と同じく大人6ユーロ。大聖堂の中には中世最大級と言われる地下礼拝堂があり、そこには薄暗い中浮かび上がる彫刻や、150年前のパイプオルガンのパイプの中でミイラ化した猫とネズミなどが展示されています。

 

ダブリン城

ダブリン城

Dublin Castle

現在では、アイルランド大統領の就任式や、その他、国の重要な式典に使用されている城ですが、城が建てられている場所はかつて、ヴァイキングの砦があった場所になり、第一次世界大戦中の城内は、病院として使われていたこともあります。

また城が建設されたのは1204年で、当時のアイルランドはイギリスの支配下に置かれていたため、1922年までイギリスの総督府がこの城に置かれていた歴史があります。

ダブリン城の中

入場料(大人7ユーロ)を払えば城内に入る事が出来ます。中はとても広く、多くの装飾品や美術品が飾られていて、アイルランドを代表する城に相応しい品格があります。

 

キルメイナム刑務所

キルメイナム刑務所

Kilmainham Gaol

現在、博物館として使用されているこちらの刑務所では、イギリスからの独立を目指してアイルランド軍が起こしたイースター蜂起(武装蜂起)で、中心となったメンバーが収監、処刑されていたことがあり、アイルランドの歴史を知る上でとても重要な場所となっています。

またジャガイモ飢饉時代には、飢えと貧困に苦しむ住人が食料を盗み、この刑務所にはその手の受刑者が溢れていました。しかしその中には、外の苦しい環境から逃れるため、ワザと犯罪を犯す者も多くいたようで、飢饉時代がいかに苦しい時代だったかを想像出来ます。

キルメイナム刑務所

刑務所内の見学は15分おきに行われるガイド付きツアーのみで、所要時間は1時間ほどです。英語での解説になるので、僕のような英語をあまり得意としない方でも、事前にこの施設や歴史に関する予備知識を持っていれば、より興味深く見学が出来るかと思います。

 

処刑前の結婚式

キルメイナム刑務所

グレイスの独房

イースター蜂起の主要メンバーの1人であったジョセフ・プランケットは、以前より交際し、結婚を誓い合っていた女性グレイス・ギフォードと、自身が処刑される数時間前に刑務所にあるチャペルで式を挙げました。

式のあと、2人でいることを許された時間はたったの10分。その後、アイルランド独立のため力を尽くした英雄は処刑されました。イラストレーターとしても活動していたグレイスの独房の壁には、彼女が描いた壁画が今でも残されています(上の写真)

 

処刑場

キルメイナム刑務所

ガイドの解説と共に刑務所内を回り、最後に訪れる場所がイースター蜂起の主要メンバーが処刑された場所です。処刑場と呼ぶにはあまりにも殺風景な広場の両サイドには、小さな十字架が立てられ、彼らの名前が刻まれた石碑の下には花束、その上にはアイルランド国旗が掲げられています。

イースター蜂起後にイギリスが行った彼らに対する一方的な裁判とその後の処刑は、アイルランド国民の反感をさらに生み出し、その後の独立へと大きく前進するキッカケになったことは間違いありません。

当時のイギリス政府にとって、彼らの存在はイギリスからの独立を企てる犯罪者(政治犯)ですが、アイルランド側から見れば、抑圧された支配に異議を唱え、戦い、無念の思いでこの世を去った英雄たちです。

こちらはかなり人気の場所なので、チケットは事前に 公式サイト より購入することをおすすめします。

 

ダブリン中央郵便局

ダブリン中央郵便局

General Post Office

1916年に起きたイースター蜂起の際、アイルランド軍の司令部が設置されていた場所がこの中央郵便局になります。約1週間続いた戦いの中で、建物はイギリスからの砲撃で破壊、また火を放たれたことによりほぼ全焼してしまいました。

建物の修復作業は1925年から始まり、その数年後には郵便局として営業を再開出来るまでになりましたが、現在でも正面の柱には多くの生々しい弾痕が残されています。

また建物内にはイースター蜂起の資料も展示されてあるので、ダブリンに来た際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

ギネス・ストアハウス

ギネス・ストアハウス

GUINNESS STOREHOUSE

アイルランドと言えば「ギネスビール」、そして、そのビールの歴史や醸造工程を隅から隅まで知ることが出来る場所が、250年の歴史を持つ醸造所の隣にある施設「ギネス・ストアハウス」です。

ギネスビールの醸造所

併設されている醸造所

建物は6階建てになっていて、最上階にあるバーではダブリン市内を一望しながらギネスビールを一杯(入場料に含まれています)楽しむことができます。

アイルランドに来てから、ギネスビールはもちろん、ギネスのロゴが入った看板、ポスター、お土産など、ギネスビールに関する様々なものを色んな町や場所で、ほぼ毎日見て来ました。

それだけギネスビールはこの国にとって無くてはならない存在。ダブリンの景色を見ながら、ここでしか味わえない鮮度抜群の一杯を飲めば、黒ビールが苦手な方でも美味しく感じるかも知れません笑

チケットは 公式サイト から購入する方が割引がありお得です。

 

トリニティ・カレッジ図書館

トリニティ・カレッジ図書館

The Libary of Trinity College Dublin

400年以上の歴史があるアイルランド最古の国立大学「トリニティ・カレッジ」は、エリザベス一世の命令により1592年に設立されました。

そして、その大学の敷地内に併設されているのが、世界で最も美しい本と言われている「ケンズの書」及び、アイルランド最古のハープが展示されているアイルランド国内最大規模の図書館「トリニティ・カレッジ図書館」です。

トリニティ・カレッジ図書館

8~9世紀頃のキリスト教修道士たちが遺した聖書「ケンズの書」は「世界で最も美しい本」と称され、アイルランドの国宝として指定されています。※ただ、その本がある一階エリアは撮影禁止になっているのが少し残念なところです。

二階に上がると映画の世界に出てきそうな雰囲気を持つ大きな図書館が現れます。ここには古い書物が約20万冊と、アイルランド最古のハープ「ブライアン・ボルーのハープ」や資料が保管されていて、フラッシュをたかなければ撮影も可能です。

普段ではなかなか味わえない空気感のあるこの図書館は、映画「スター・ウォーズ」「ジェダイ・アーカイブ」のモデルとなった場所と言われていて、実際に見比べてみましたが、ホントにその通りでした。

チケットは 公式サイト から購入可能で、人が混み合う昼時以外の時間帯は、チケットの価格が安くなっているのでお得です。

 

フェニックス・パーク

ダブリンのフェニックス・パーク

Phoenix Park

ダブリンはアイルランドで一番の大都市ですが、そんな場所にもしっかり自然があります。それが、東京ドーム約150個分の敷地面積を誇る大きな公園「フェニックス・パーク」です。

ダブリンのフェニックス・パーク

Phoenix Park

公園内には、35メートルの大きな十字架、動物園、アメリカ大使館などがありますが、なんと言っても一番のメインは公園内に住む鹿に会える広い草原エリア。鹿たちは意外に警戒心が強く、なかなかそばに来てくれませんが、ある方はニンジンを持参し餌付けに成功していました。

ほかにも、犬の散歩、ジョギング、ボール遊び、日なたぼっこ、また整備された道もあるのでサイクリングも可能です。

 

ウィックロー国立公園

ウィックロー国立公園

Wicklow National Park

ダブリン中心地から車で1時間の場所にある自然豊かな国立公園。ダブリン発のツアーバスも多く出ているので気軽に訪れることが出来ます。

ウィックロー国立公園

Glendalough

公園内で一番人気のスポットとなっているのが、6世紀頃、聖ケビンによって開かれ、その後多くの修行僧たちが集まり修行したグレンダーロッホ」です。

多くの自然に囲まれたこの地には、アイルランドにおける初期のキリスト教会や修道院跡があり、高さ33メートルのラウンドタワーは外敵から身を守るための避難所兼、監視塔として使用されていました。

また他にも公園内にはいくつかスポットがありますが、ツアー会社によって訪れる場所が違ってくるので、ツアーに参加する際は、自分の行きたい場所がツアーに含まれているのかを事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

 

※ダブリンのお得な宿については 僕が実際に泊まったダブリンのおすすめ格安ホステル8選【保存版】で詳しく書きました。 

 

最後に

アイルランド一番の都市「ダブリン」には、レストラン、パブ、ホテルやホステルなどの宿や、カジノなどの娯楽施設があり、町やその周辺には様々な観光スポットがあるので、「アイルランド観光には欠かせない、とても楽しめる町だな」と素直に思いました。

ただそれと同時に、ダブリンを訪れただけでは「アイルランド」という国の良さを感じる事が出来ないと思ったのも事実で、僕が「アイルランドって本当に良い国だな」っと感じた美しい風景は田舎の方に多くあり、人々の優しさを強く感じたのもやはり田舎の方でした。

ただ、決してダブリンがダメというわけではなく、この町はあくまでアイルランドの中の魅力ある町の一つということを言いたいんです。初めてアイルランドに訪れる方には、ダブリンはもちろんこの国にあるたくさんの町に訪れて、その違ったそれぞれの魅力を感じて欲しいなと思います。

 

最後までありがとうございました。

それでは、また!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

高校を卒業してから、そのまま就職。12年間働いていたが、そんな自分の人生に疑問を覚え、30歳前にして何の計画もないまま会社を辞め、海外に行くことを決意。理想の人生を強烈にもがきながらも追い求めています。そんな僕が、このブログを通して海外の魅力、文化、役に立つ情報など発信したいと思います。