そうだ、お墓を見に行こう…スライゴのキャロウモア巨石墓地を観光

キャロウモア巨石墓地にある一番大きな墓

今回紹介するのは、スライゴ中心地から歩いて1時間ほどの場所にある観光スポット「キャロウモア巨石墓地」です。

 

 

 

キャロウモア巨石墓地とは

キャロウモア巨石墓地とは、様々な状態の墓が約30個、楕円形状に配置された場所のことで、それぞれの墓は紀元前5000~6000年頃(今から約7000~8000年前)に作られたものと考えられています。

またこの場所は、長い歴史の中で墓地としてだけではなく、儀式を行う場所としても使用されていました。

7000年前っていつですか?って感じですけど…7000年前の日本は縄文時代、狩りや農業をしながら集落で暮らしていた時代にあたります。

そんな場所なので、考古学的にはとってもとっても貴重な場所、ただ観光スポットとしてはかなり好き嫌いが分かれる場所のように思います。

僕は事前にこの場所について、ある程度調べてはいましたが、実際行って見ないと分からんな…ということで、とりあえず行くことにしました。

 

キャロウモア巨石墓地のビジターセンター

町から歩いて1時間でビジターセンターに到着。ここまでの道は交通量が少なく、散歩している様な気分で歩いて来れました。

中に入ると受付があり、そこで入場料(大人4ユーロ)を支払います。ここではセルフガイドを貸してもらえる(デポジットありの日本語あり)ので、もちろん受け取りましょう。

キャロウモア巨石墓地の地図

中に入れば分かりますが、このセルフガイドがないと何が何なのかさっぱりだと思います笑

墓にはそれぞれ番号が割り当てられていて、これは1837年にダブリン生まれの考古学者”ジョージ・ペトリ”によって付けられました。

はっきり形が分かるものから、これは墓なの?と思うようなものまで…墓の見た目は様々です。

キャロウモア巨石墓地

49番の墓

キャロウモア巨石墓地

52番の墓

墓の前に立ち、セルフガイドと墓の番号を照らし合わせ、その番号の解説を読んで「ふむふむ。」といった感じ。

ここの観光は、「キレイ!!」とか、「迫力ある!!」とかじゃなく、「ふむふむ。」です。

 

大きな墓

キャロウモア巨石墓地にある一番大きな墓

こちらのリストヒルと呼ばれる巨大な石積みで、その大きさは直径34メートルもあります。

キャロウモア巨石墓地にある一番大きな墓

リストヒルの中には、アイルランドの有名観光名所”巨人のテーブル”を思わせるお墓があります。

巨人のテーブル

巨人のテーブル(参考までに)

※このようにテーブルのような形をした墓をドルメン(Dolmen)と呼び、ブルトン語で”石のテーブル”を意味します。

 

石積みの入り口の秘密

キャロウモア巨石墓地にある一番大きな墓

大きな石積みの入り口、実は適当に「ここでええか」と言って作ったものでは…ないのかも知れません…。

入り口の方角

古代ケルト人(アイルランド人の祖先)が信仰していたドルイド教では、新年の始まりは11月1日で、彼らは10月31日の夜から11月1日にかけて収穫祭を行っていました。

そして偶然にも、この入り口は11月1日の朝日が昇る方角ピッタリに向けられていて、新しい年、昇ってきた太陽の光は通路を通り、中央に建てられているドルメンを照らすようになっているんです。

 

ただ、これが偶然なのか、それともそうなるよう設計されたのか、まだはっきりとは分かっていないようですが、どちらにせよ毎年ドルイド教の新年にあたる11月1日に、このドルメンが太陽に照らされることは事実です。

 

ビジターセンターの資料

キャロウモア巨石墓地のビジターセンター

ビジターセンターの中には受付のエリアとは別に、広くはありませんが展示品や資料が置いてあるエリアがあります。

●場所 Carrowmore Megalithic Cemetery

 

最後に

所要時間は写真を撮りながらで1時間ほど。考古学やこの年代の歴史が好きな人には宝の山に見えるかも知れません。

僕は終始大きくテンションが上がる訳でもなく「ふむふむ。」でした。

それでも行ったからにはみっちり1時間お墓と向き合い、日本語セルフガイドのおかげで今まで触れることのなかった興味深い内容を知る事が出来たのは確かです。

他の町からは遠いですが、スライゴからは歩いて1時間です。派手なものばかりが観光スポットではありません!!もしこういう分野に興味がある方、なんだったら無い方も、スライゴに来たなら”スライゴ観光”の一部として是非行ってみて下さい!!

 

最後までありがとうございました。

それでは、また!!

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ABOUTこの記事をかいた人

高校を卒業してから、そのまま就職。12年間働いていたが、そんな自分の人生に疑問を覚え、30歳前にして何の計画もないまま会社を辞め、海外に行くことを決意。理想の人生を強烈にもがきながらも追い求めています。そんな僕が、このブログを通して海外の魅力、文化、役に立つ情報など発信したいと思います。