コネマラでアイルランド人親子に乗せてもらう一期一会のヒッチハイク

握手

コネマラ地方では数々の美しい景色に出会ってきました。

スカイロードコネマラ国立公園カイルモア修道院どこも本当にキレイで、この地方でしか見られない特別な景色でした。

でも、そんな場所ともお別れ…しようと思ってたんですが、コネマラではもう一軒泊まった場所があります笑

というのも、僕が直前までいた町「クリフデン」から次の目的の町まではかなり距離があったので、念のため…というか何となく、その中間ぐらいに宿を取っていました。

 

出発の朝

クリフデンの曇り空

どんよりしとんなぁ~

朝からどんよりしてました笑

やだなぁ~と思いながらも歩き出し、ヒッチハイクが出来そうな場所に到着。

ヒッチハイクを開始するも、時折霧のような雨がパラパラと降ってくるようになり、その度に中断(全員とは言いませんが、雨で濡れている人間を車に乗せたくないと思うのが普通です)

グーグルで調べると、今いるクリフデンから目的の宿まで歩いて5時間50分。

「まぁ~イケるか。」

ということで、小雨の中スタート。

”しんどかろうが、とにかく前に歩けばいつか着く” この旅で身をもって学んだことです。

 

新しいアイテム

この日の2日ほど前、たまたまスーパーで安い折りたたみ傘を見つけ購入。

今まで荷物が増えるのが嫌で持っていなかったんですが、何度もビショビショになってきたことを考えるとやはり必要だと思い直し買うことに決めました。

買って正解、今では僕の必須アイテムとなっています。

 

コネマラの大自然はやっぱりスゴかった…

クリフデンを出発して2時間と少し、天候はみるみる悪化。

コネマラ国立公園カイルモア修道院に行くために1度は自転車で通った道ですが、あの時の爽やかで見晴らしのイイ景色とは一変、雨で先は見えず、風を遮るものがあまりないこの地で、風は思いのままに吹き荒れていました。

横殴りの雨、風に、何度もひっくり返りそうになる折りたたみ傘で、荷物と顔を濡らさないようにするのが精一杯。下半身は序盤でサヨナラです。

「荷物だけ濡れなければ…あとはもういいや」と思いながらとりあえず前進。その間にも多くはありませんが、車が僕の横を走っていました。

そして、もう30分歩けば半分ぐらいかなっというところで、お天道様に出会いました笑

 

突然横に止まったワンボックスカー

雨

本当にそのままです。

大雨の中、僕の横に突然車が止まりました。

助手席の窓が開き、そこから女性が「どこに行くの!?乗る?」と声をかけてくれました。

もちろん答えは「イエス!!」ただ、やっぱり気になるのは僕のボトボトの体。念のために確認しましたが構わないということ。

後ろのスライドドアを開けると、そこにはイスがなく、荷物を置くようなスペースが。確かにこれなら濡れてる人を乗せられる!!と勝手に思いながら、片道一車線の道路、後ろには他の車が待っているので急いでその車に乗車しました。

 

アイルランド人の親子

今回乗せてくれたのは、僕が出発した町「クリフデン」に住むアイルランド人のお母さんと小学生低学年ぐらいの娘さん親子。

まだ雨が降っていない午前中にコネマラ国立公園に行っていたそうで、その帰り道、反対車線に傘をさしながら歩く僕の姿を見てUターン。

そう、たまたま僕の横を通ったんではなく、大雨の中、僕を乗せるためだけにUターン、自分たちの家とは反対方向に車を走らせてくれたんです。

そのことが分かった僕は「ありがとう」の言葉より先に「ごめんなさい」が出てきました笑

僕の行き先、そしてこれから先数日の予定を話すと、お母さんは視界の悪い中の運転、娘さんが変わりに携帯を使って天気予報を調べてくれました。

娘さんが天気予報を音読、でもまだまだ小さい子、単語の意味が分からない部分もあるので、その部分をお母さんが娘さんに説明。

ついさっきまで、雨に打たれながら孤独に歩いていた僕にとっては、何ともほっこりするシーン。体はビショビショで寒かったですが、気持ちは一瞬であったかくなりました笑

 

別れの時に決めていること

握手

ヒッチハイクで乗せてもらった人との別れのとき、必ずやろうと決めていることがあります。

1つは握手。

言葉には表現出来ない、本当に ”ありがとう” という思いを伝えたくてやっています。

 

もう一つは見送り。

車が見えなくなるまで、手を振ります。人が多いところでは若干恥ずかしく、天気が悪い日には雨に打たれながらですが、それでもやります。

見返りを求めず、善意だけで乗せてくれた方達に対する、せめてもの感謝の気持ち。お金や物以外で出来る、せめてもの行いです。

 

やさしい親子とお別れ

20分ほど車で走ってもらい、僕のホステルに到着。自分達の家とは真逆の方向に車を走らせてくれた優しい親子ともお別れです。

今回も最後は握手、雨でボトボトになった手で申し訳なかったですが、もちろん小さな娘さんともしっかりしました笑

 

最後に

このブログには書いていませんが、僕がアイルランドに来て初めて車に乗せてもらった時(ヒッチハイクではありません)も、別の町に住む、お母さんと娘さん親子でした。

もう何ヶ月も前の話しですが、今回の件でその時のことを思い出し少し懐かしく感じました。

たぶんこの先、彼ら(今まで乗せてくれた方達)と会うことは2度とないと思います。

今回の20分も、僕と彼らが一緒に過ごす最初で最後の時間。

一期一会って言葉誰が考えたんだ??ホントにホントにその通りです。

 

最後までありがとうございました。

それでは、また!!

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ABOUTこの記事をかいた人

高校を卒業してから、そのまま就職。12年間働いていたが、そんな自分の人生に疑問を覚え、30歳前にして何の計画もないまま会社を辞め、海外に行くことを決意。理想の人生を強烈にもがきながらも追い求めています。そんな僕が、このブログを通して海外の魅力、文化、役に立つ情報など発信したいと思います。