キラーニー国立公園の観光スポット6選を2日間かけ自転車で巡ってみた

キラーニー国立公園

 

 

 

キラーニー国立公園とは

 

キラーニーの南部と西部には険しい山岳地帯があり、その中には1000メートルを越えるアイルランド最大の山脈(マクギリーカディ山脈)も含まれています。

そして、それら山々のふもとでは、森、湖、滝などの美しい景色があり、これらの全てが国立公園として指定されています。

 

公園内にはいくつか観光スポットがあり、今回、僕は自転車でそれらを巡りながらキラーニー国立公園を楽しむことにしました。

 

キラーニー国立公園内で訪れた観光スポット

●ダンロー渓谷(Gap of Dunloe)

●レイン湖(Lough Leane

●トルク滝(Torc Waterfall)

●マクロスハウス(Muckross House)

●ロス城(Ross Castle)

●レディース・ビュー(Ladies View)

●モールスギャップ(Molls Gap)

 

 

ホステルから出発

自転車

今回の相棒は、泊まっていたホステルでレンタルした黒のマウンテンバイク。

ギアは21段階ぐらいだったかな?調整が出来て機能的には十分です。

ダンロー渓谷の道はしっかり舗装されているので、交通手段としては車、自転車、徒歩、小型バス(ツアーなど)、馬車(渓谷付近にたくさんあります)などがあります。

 

僕は始め、徒歩で行こうとしていたんですが、「風を感じながら大自然の中を走れば絶対に気持ちいいだろうなぁ」と思い自転車で行くことに決めました。

アイルランドはサイクリングがとても人気で、道路では自転車専用の道があり(すべての道ではありませんが)自転車に乗る人への配慮がしっかりとされています。

 

ダンロー渓谷入り口に到着

ダンロー渓谷の景色 ダンロー渓谷入り口の馬車

最初は「自転車サイコー!!」と思いながら気持ち良くスタートしたんですが、久しぶりの自転車はキツく、結構序盤から最近使っていなかった筋肉達が悲鳴を上げていました笑

ホステルを出発してから25分ほどでダンロー渓谷の入り口に到着(逆方向から来る人にとっては当然ですが出口になります)

入り口付近には軽食屋さんとお土産屋さんかな?何軒かあり、馬車もスタンバイされていました。

 

いよいよダンロー渓谷へ

ダンロー渓谷の道

渓谷内は上の写真のような道が続いていて、道幅は道路の片側一車線ぐらい。そのため、車や馬車がすれ違うために所々に広い場所が作られていますが、意外や意外、渓谷ではほとんどの人が徒歩でした。

道はくねくねと曲がっていて、アップダウンが激しい(もちろん行きはアップ8割)ので、自転車を漕いで行くのは体力と筋力が必要です。

僕は恥ずかしながら急な上り坂は自転車から降りて歩きました笑

上から下って来る人達は涼しい顔で風を切って僕の横を通って行きます。

向かいから自転車で下って来た1人の女性は、必死で自転車を漕いでいる僕に「You can do it!!」と叫びながら横を過ぎ去って行きました。

 

山と湖の景色

ダンロー渓谷の湖 ダンロー渓谷の湖 ダンロー渓谷の山

景色は”最高”の一言。

どこを見ても絶景。

どこを撮っても絵になります。

山と湖に囲まれた一本道がず~と先の方まで続いています。

自分はこういう景色を見たくて海外に来たんだなぁと改めて思いました。

 

頂上

ダンロー渓谷の石碑

何とか頂上に到着。

ただ頂上と言っても、左右の山々はまだまだ高く続いていて、ここからその山の方まで道なき道を上って行く人も何人かいました。

※上の写真の石に書かれている「Black Valley」とは村の名前です。

ダンロー渓谷の頂上

振り返ると僕が必死に上って来た道が…

「よくやった…」ここでしばらく休憩。

坂を上りカンカンにほてった体の熱を涼しい風が全部持って行ってくれました。

 

下り坂という名のご褒美

あとは下るのみ!!

今までの苦労を全部吹き飛ばす最高のご褒美です。

周りに誰もいなかったので、ゆずの”夏色”を初め、色んな歌を思いっきり大声で歌いながら坂を下って行きます。

坂を下り終わるぐらいには、道が何本か枝分かれしていたので地図で確認しながら進んで行きました。

 

ダンロー渓谷を抜けると

ダンロー渓谷の景色

この日はキラーニーで一番大きな湖の周りを一周する予定だったので、ダンロー渓谷を抜け大きな道路(リング・オブ・ケリー)に向かいますが…

しばらく走ると道がどんどん狭くなり、ガタガタな道や水溜まりなど、自転車に不向きな道になっていきます。

念のため、道中の宿のオーナーに「自転車でこの道は通って行けるんですか?」と確認したところ、大丈夫という返事をもらってはいたんですが、それでも少し不安になるぐらい険しい道がありました。

ダンロー渓谷の森

ダンロー渓谷とはまた違った景色で、渓谷ではほとんど木は見なかったんですが、渓谷のふもとでは森が広がっていました。

そして、この道を抜けた先で目標にしていた大きな道(リング・オブ・ケリー)に無事出ることが出来ました。

 

トルク滝(Torc Waterfall)

キラーニー国立公園

リング・オブ・ケリー(道路)の道中から山の方に向かい徒歩5分ほどで着きます。

ここは人気の観光スポットになっているので、入り口にはトイレ、駐車場があり、車やバスがたくさん停まっていて、観光客も多くいました。

滝の落差は20メートルほど、実際見た感想は…「まぁまぁ」っと言った感じです笑

今回僕は行きませんでしたが、滝がある場所からさらに登ると、この山の頂上まで行け、キラーニー国立公園を見渡すことが出来るようです。

●場所 トルク滝(Torc Waterfall)

 

マクロスハウス(Muckross House)

キラーニー国立公園

キラーニーの町の中心部から6キロほど離れた湖のすぐそばにある、”ハーバート家”の邸宅と広い庭園です。

邸宅はスコットランドの建築家”ウィリアムバーン”によってデザインされ、1843年に建てられました。

(ちょっと汚い言い方にはなりますが、お金持ち一家の家だったってことですね。)

邸宅内には1861年にビクトリア女王の訪問のために作られた特注の寝室を初め、美術品や高級家具など当時のお金持ち家族の暮らしっぷりと、そこで働いていた使用人用の宿舎の質素な暮らしっぷりを見学出来ます。

庭園内ではレストラン、クラフトショップ(お土産屋さんのような)、約100年前の校舎など、様々な施設があり、電気が発明される前の伝統的な農作業の様子を見学(期間限定、入場有料)することも出来ます。

※自転車でも庭園内を回れました。

マクロスハウス庭園内

邸宅に庭園と聞くと、高級感があって近寄りにくい感じがありますが、実際はそんなことはなく、邸宅の隣ではボールで遊んでいる人だったり、昼寝している人だったりと、広い公園にいるような感覚です。

僕は道路(リング・オブ・ケリー)から門をくぐって駐車場を通り庭園まで入って来たんですが、キラーニー国立公園と庭園の間には特に仕切りはないので、気軽にいつでもふら~と庭園内に入って行けます。

ひろ~い芝生のエリアに湖、なかなか良い景色でした。

●場所 マクロスハウス、庭園とファーム(Muckross House, Gardens & Traditional Farm)

マクロスハウス内と伝統的な農業の見学は有料です。
詳しくは こちらのサイト よりご確認ください。

 

ロス城(Ross Castle)

キラーニー国立公園内のロス城

湖のほとりにある中世のお城。

15世紀に”ナオドヒュー一族”がこの城を建て、その後何代にも渡って一族の居城として使われました。

17世紀半ばの”クロムウェル侵攻”でアイルランド軍が最後まで戦った場所としても有名です。

 

※イギリスの政治家”クロムウェル”については アイルランドからアメリカへ~アイルランド移民の歴史について~ で詳しく書きました。 

昔のニューヨーク

アイルランドからアメリカへ~アイルランド移民の歴史について~

2019年3月23日

 

 

城内は見学可能で、当時の一族の生活、使用人や護衛の生活を知ることが出来ます。

キンセール国立公園内のロス城

お城の周りは芝生でおおわれていて、マクロスハウス同様、ボールで遊ぶ子供や寝転んでいる人達など、のんびりした雰囲気でした。

●場所 ロス城(Ross Castle)

ロス城内の見学は有料です。
詳しくは こちらのサイト よりご確認下さい。

 

キラーニー国立公園巡り、1日目終了。

キラーニー国立公園

ホステルを出発し、ダンロー渓谷を抜け、レイク湖に沿って自転車で走り、ホステルまで戻って来ました。

昼前に出て寄り道はたくさんしましたが、ホステルに帰って来たのが21時頃。

おしりは痛いしヘトヘトになりながらも、久しぶりの自転車でなかなかの距離、結構頑張ったんじゃないかなぁと思います笑

 

キラーニー国立公園巡り2日目

 

国立公園巡り1日目を終え、次の日は筋肉痛とケツが痛いので1日休養…そしてその次の日、体は万全とはいきませんでしたが、キラーニー国立公園最後の自転車の旅に出かけました。

今回は1日目のコースを逆回りで走り、途中でかなり遠回りして”レディース・ビュー””モールス・ギャップ”という場所へ…

ちなみに宿の方に「モールス・ギャップまで自転車で行きたい」と言うと、ちょっと驚いた顔をしてから「君がストロングなら行けるよ…」と言われ…実際その言葉通り、けっこうハードなコースでした。

 

ホステルを出発

キラーニー国立公園

レイク湖沿いを走り国立公園の内側を通って、まずはレディース・ビューを目指します。

今回の目的地はどちらもリング・オブ・ケリーという道の道中にあり、行きは基本的に登りばかりです。

リング・オブ・ケリー

道中で見るのはバイクか車かバスのみ、徒歩や自転車は全く見かけませんでした。

先を見ればひたすらに登り坂、角を曲がって出てくるのはやっぱり登り坂。

これは体力的にも精神的にも結構キツイ、宿の方が言ってたことがよく分かります笑

ただ前回の経験もあってか、自転車で坂道や長距離を走ることに少しですが余裕が出来ていました。

 

レディース・ビュー(Ladies View)

レディース・ビュー

最初の目的地、レディース・ビューに到着。

高く登れば登るだけ最高の景色に出会えます。

レディース・ビュー付近にはお店があり、景色を眺めながら食事をとることが出来ます。

レディース・ビュー

僕はと言うと、空のペットボトルに入れた水道水を飲みながらのレディース・ビュー観賞。

自転車で汗を流しながら登って来て飲むペットボトルの水道水は、ここにあるどんな飲み物より美味しいはずです。

水道水を味わいながら20分ぐらい休憩したあと、レディース・ビューよりさらに上、次の目的地”モールスギャップ”に向かいます。

 

モールスギャップ(Molls Gap)

モールス・ギャップ

休憩を取りながらも、やっと最終目的地モールス・ギャップに到着!!

最後のほうは必死の形相で坂を登っていたので、すれ違うバスの乗客からかなり応援されました笑

景色はレディース・ビューとそこまで変わらないかなぁといった感じですが、かなり高くまで登って来たので、さらに先の方まで見渡せる気持ちいい景色でした。

そして何より達成感がいっぱい笑

この場所にもカフェや売店があり、レディース・ビューでは水だけでしたが、ここでは7UP(アイルランドでよく売っているスプライトのようなジュ-ス)を購入。

うまかったぁ~水道水より間違いなくおいしかったです笑!!

ここでしばらく休憩してからご褒美の坂を満喫し、ダンロー渓谷を南から北に抜け帰りました。

 

最後に

キラーニー国立公園

キラーニー国立公園には本当に素晴らしい景色がたくさんあり、「ここは絶対行った方がいい!!」と自信を持って勧められる場所です。

ただレディース・ビューとモールスギャップを自転車で回るのはかなり過酷なので、体力にあまり自信がない人はバスで行くことをおすすめします。

 

最後までありがとうございました。

それでは、また!!

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ABOUTこの記事をかいた人

高校を卒業してから、そのまま就職。12年間働いていたが、そんな自分の人生に疑問を覚え、30歳前にして何の計画もないまま会社を辞め、海外に行くことを決意。理想の人生を強烈にもがきながらも追い求めています。そんな僕が、このブログを通して海外の魅力、文化、役に立つ情報など発信したいと思います。