アイルランドでいつも見ている緑の風景とは全く違う灰色の風景を見るために、”バレン国立公園”に行ってきました。
バレン国立公園までの道

泊まっていたキャランのホステルから歩いて(1時間50分ほど)バレン国立公園まで向かいました。
ホステルからの最短ルートを調べると、ゲートが閉まっているこの道(上の写真)を通って行くことになり、グーグルマップ上では「制限のある道路または私道を通る箇所があります」と表示されます。
最初見た時は「これは人様の土地ではないのか?」と思い、ちょっと不安を感じながらも進んでいましたが、反対側からも歩いて来る人がいたので、バレン国立公園に向かうための、ちゃんとした道のようです。

道の途中の風景
緑はまだまだ目立ちますが、バレン国立公園に近づくにつれ灰色の石灰岩が多くなり、さらに先に進むと道が広くなっていき駐車場が現れます。
バレン国立公園内のコース

バレン国立公園内のコース
国立公園内は5つのコースに分かれていて、軽い散歩コースや岩場を登って山の頂上を目指す少しハードなコースなどがあります。

5つの色に分けられたコース
各コースごとに色が決められていて、コース上の所々にこの表示(上の写真)があるので、道を間違えたり迷ったりすることはありません。
僕が選んだのは青色の道で、山の頂上を通り、その山の周りをグルッと回ってまた通って来た道に戻って来るというコースです。
登山開始

登山というと大袈裟ですが、ひとまず写真右側の山の頂上を目指します。
僕が見る限りでは、ほとんどの人が山頂に向かっていました。

遠くから見る分にはなめらかな山肌だったんですが、近づいてみると結構ゴツゴツしています。
コケたら痛いですよぉ~笑
山頂からの景色

山頂からは、いくつも連なる灰色の山々を一望出来ます。
山は渦を巻いているような地形をしていて、まるで灰色のロールパンをいくつも並べたような光景。
いつも見るアイルランドのエメラルド色の景色から一変、一面灰色の世界が広がっていました。
山頂でしばらく景色を眺めたあと、山の周りをぐるっと回って、行きに通って来た道に戻り下山しました。

○場所 バレン国立公園(Burren National Park)
最後に
バレン高原の中心地”バレン国立公園”、まさに”不毛の地”の名にふさわしい光景でした。
アイルランドではほとんど見ることない灰色の世界、アイルランドの自然にはいつも感動させられます。
山頂までの道には大きな石がゴロゴロあり、登るのに少し苦労するとは思いますが、山頂からの景色を見れば「登って良かったぁ」と必ず思えるはずです。
ただ、苦労すると言っても、おじいちゃん、おばあちゃん、小さな子供も登れるような山なので、そんなに心配は要らないですよ!!
最後までありがとうございました。
それでは、また!!
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